OLD MOTOR CITYの記憶

コレから活躍していく後輩達へ

知らない山を登る事は、難しい。
何処が頂上なのか解らないからだ。

今居る地点が山頂までどれくらいに居るのか？

解らないからだ。

でも、わからないからこそ愉しみがある。



山頂を知りたがるのも当然。
でも、
誰も山頂が何処なのか解らないんだ。

山頂だと思った所が山頂なのか？
いや、山頂を知る事は、自分を知るしか無い。

知る事も自分の中で知るしかない。

でも、知る事よりも山頂へ向かう事に意味が有る。

道に迷ったら、一度降りて少し離れて山を見れば良い。

一度通った所には、必ず道が出来ている。

二度目のチャレンジは、其の道を歩けば良いだろう。

自分の勘をたよりに、頂上まで目指せば良い。

しかし、人生60年。

山に登る事を躊躇しちゃだめなんだ。


男として生まれた以上、頂上を見に行こう。

何かのため、誰かの為ではなく。

自分の為に。


思い立ったときが其の時だ。